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一点ものについて考えてみる [読み物]

 なんか、このところDIYが流行っているらしいという情報がありましてね。

 どこが仕掛けたか知りませんが・・・ ボクはほとんどテレビなぞを見てないものですから、そうなっているらしいという情報を、人から聞いていたのであります。

 ボクとしてはDIYっていうやつは、どんどんやったら良いと思うのでありまして、基本的に肯定派だと自負しているのでありますが・・・

 その「流行っている」という影響からか、SNSとかでもしばしば目にとまるようになったり、そして、ついにボクの周りのリアルな会話で出てくるようになったのでありましてねえ~。

その会話の中で、ボクが違和感を感じた部分が出てきたのですよ。

会話の内容は、自分で作ったものを、販売できるような場所がたくさんあって、そういうところでお金を稼いでいる人がたくさんいるのだそうな。

まあ、そういうことはあるでしょうね。ボクも多少はそういう動きをしていますから、それには異論がありません。

ところが、その後に、話題はすこし変な方向に向かいます。

「自分で作ると、一点ものだから価値が高い」とのこと・・。これについては、少々異論があったので、「一点ものが作れるようになるには、そうとうがんばらないとね~。光ってこその一点ものだから。」と言ってみたのです。 でも、相手にはまったく伝わってなくて、手作りだからとか、気持ちがとか、挙げ句の果てには「苦労」とかの話になってしまいましてね。 そのまま会話をやめてしまいました。

 誤解を恐れずに書きますが、ボクは、作られた作品が手作りであるとか、一点ものというのは、とりあえず、作品の価値ではないと思っています。 ハンドメイドやワンオフを否定するつもりはないですよ。ただ、そこはポイントではないと思っているだけです。

 このへんの価値観は、ボクの場合、幼少期の影響がかなり大きかったと思うのです。

ボクの祖母は、たいへん器用な人でして、なんでも自分でやってしまう人でした。ボクにとってはまさに魔法の手でしたね。 明治の女性ですから、作る物は料理や縫い物などが主でしたがね。なんと言ったら良いのか適当な言葉が見つかりませんが、生活するためのスキルがえらく高いって感じかもしれません。

 その祖母が物を作る姿勢について時々ボクに言ったことがふたつあります。 ひとつは「自分の作った物が上手に見えるうちはまだまだ」ということと、「上手になりたければ、人のものを作らなくては」ということでした。

 当時はなんのことやら理解できませんでしたが、今となっては、同じことを自分の子供に言ってます。 ボクは、もしかしたら、祖母とそう遠くないところを歩いてきたのではないでしょうかね~。
まさに、このことを言っていたのではないかと思う経験をすることになりました。

 ボクの例なので適当ではないかもしれませんが、そのへんはご容赦ください。

実際なにかを作り始めると、たいてい苦労するのでありまして、時間もやたらかかるのです。そのためか、最初の段階では「完成する」ことがただうれしい状態になります。

次に、続けていくことで仕事に慣れて、完成度が上がったり、時間が短縮されたりします。この時の精神状態は、まさに「けっこういけるじゃん」という感じになってまして、あんまり自分の姿が見えてない・・つまり「勘違い」している状態になってます。

たいてい、このへんでへんな付加価値を付けたくなってきまして、自分の作品に「呪い」をかけるようになるんですね。

この呪いはいくつかありますけど、その中に、ハンドメイドだとか、苦労して作ったとか、この世に2つとないとか言いたくなっちゃったりするのでした。

 ところが、よ~く考えてみると、この呪い的付加価値って、ボクが中心の話でしてね。物の価値は需要と供給のバランスで決まることを考えると、それを選ぶユーザーが「呪い」を付加価値だと思うかどうかがポイントになるように思えます。

例えば、ボクが苦労しているところは、ボクだけがたいへんな可能性もあるんです。
だって、まだ技術的に未熟で狭量でしょ? 知らずにまぬけなことをやっている可能性がありますからね。

で、これは重要なことなのですが、この段階で「けっこういけてる」と思っている作品ですが、実のところ、かなり妥協して完成しているのでして・・・・。 いけてると思っている割には、作品として錬れてないことは否めないのであります。

 まあ、それを実はわかっているので、不安の裏返しで呪いがかけたくなっちゃうのかもしれませんね~。

今のボクとしては、呪いをかけるのは良いことだと思います。それはボクが話すのではなく、作品を見た人が感じてくれるのが最高ですが、ボクの話したことが作品を見て納得できることが重要であることではないかと思います。

ということで、その2につづくのである。

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