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オーダーメイドの難しさ [読み物]

 材料を発注していたのですが、到着しました。 今回購入したのは、アルミと真鍮です。

最近、価格的にだいぶあがってきたので、材料が届く度にどうしようか悩んでおりますです。

それはともかく、今回は少しシリアスな話を書いてみたいと思います。

実は、今回発注した鋼材では、依頼された品物の材料が含まれています。

これがどういうものかは後日触れるとして、この材料のサイズは、普段ボクがリールを作る時に使われるサイズではありません。 まあ、この依頼品のために入手したものなのですね。

 通常、鋼材屋さんでは、細いものについては切り売りしてくれない場合が多いのでしてね。 切り売りしてくれるボーダーは、鋼種によるのですが、φ20~25からってところではと思います。
また、切り売りが可能な材料でも、旋盤のくわえ代の部分も、ワークとしては扱えないですよね~。

 そんなわけで、新たに作成依頼があったとき、特に少数の場合は、材料の在庫があるかどうかというのは、かなり重要です。少なくとも、本体に必要な大きさに加えて、工作機械のつかみ代も必要になりますからね。あらたに材料を発注するとなると、だいぶ無駄が多いことがけっこうあるのです。

 そして、けっこうご理解いただけないのが、加工時間です。 一つの加工をするために、かならず段取りが必要なのですが、この段取り時間は、加工本体の時間はたいしたことはなくても、けっこうかかることが多いです。
多くの場合、一工程で仕上がるような単純なものはありませんから、その工程数だけ段取りが必要になります。

おそらく、一般の人から見たら、思いのほか加工時間がかかってしまうのがよくあることなのでして、単純に、労働時間×加工賃料で見積もらせていただきますと、同じような品物よりは、はるかにお高い・・時として10倍以上とかの価格になってしまいます。

さらに、それが、なにかのパーツで、もう入手できないから新たに起こすような場合は、そのパーツには機能があるのでして、単純に寸法を測ってコピーするだけでは再現できない場合もあります。
そうすると、計測して図面を引き、現物合わせをしたりして修正するなどの必要性が出てくることがよくあるのです。

そうなると、本当に少数の品物をあつらえると言うことは、かなり経済的負担が大きくなると言えるでしょう。

制作する側としても、再生産ができなければ意味がないので、値段を下げるためには、かなりの代償を払うことになるのです。

しかし、こういった「しくみの事情」の中でも、制作費を圧縮することが可能の場合もあります。

それは、単純に制作数をある程度まとめるとか、一回の制作数が少数だとしても、継続的に生産する品物である場合は、制作費を圧縮することができる場合があります。 これは、作成者側の考え方が大きいので、一概には言えませんが、そういう傾向はあると思います。

分母が大きくなることで、材料や治具、そして段取りなどの部分で、一個あたりの負担が薄まりますからね。 それに、金属などは早々古くなって問題が起きるものではないですから、治具などの資産は、次回の発注で有効利用できますから。

つまり、価格の設定は、材料の入手する量と、最終的な生産数で変化するということになります。

今回の依頼品は、何カ所かに声をかけて、材料を定尺で仕入れても使い切れるだけの発注が期待できましたのでね。ギリではありますが、手間は出てくれると思います。
本当は、継続して安定した数の発注があるのが良いのですが・・・そういうわけにはいきませんかね~。
そういう話は、ボクのような零細なマニュアルの機械ところより、いわゆる加工屋さんのほうに行っちゃうよね~。 

 まあ、これはしょうがないかな。

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